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2026/05/23

NGO風の会 異文化交流事業部 副教科PJインターンシップ研修レポート(特別研修)

合同会社MMPRでは、インターンシップやフリーランスにチャレンジする若者や大学生をメンバーとして受け入れ、チームでの学びの場として、東京都練馬区にある施設を利用したレポーティングを特別研修として実施しています。第2回目となる研修に参加したメンバーのリポートをご覧いただければ幸いです。(以下、チームメンバーにて作成)


スタジオツアーで再発見する副教科の価値

2025年度、私たちは「子どもたちに新しい世界を届ける」をスローガンに、副教科教育を通して国内外の子どもたちへ、楽しさや新たな発見を届ける活動を行ってきました。

日本では義務教育課程に含まれる、副教科(体育・音楽・美術・図工など)を学ぶことで育まれる力や、子どもたちが得られる成長について、お正月イベントの振り返り(別ページ参照)とあわせて紹介します。

基礎科目以外の学びの機会を提供することの意義を考え、伝えることを目的として、本記事を作成しました。

参加メンバー:(左から)2年 PJリーダー 詫摩 琴音(たくま ことね)、1年生 渡辺 咲喜(わたなべ さき)、1年生 水島 陽菜(みずしま ひな)、1年生 矢吹 和花子(やぶき わかこ)

1、展示(スタジオツアー施設等)を通して学んだこと

演技×身体表現から知る体育の大切さ / 詫摩 琴音

呪文や演技に関する展示を通して、身体表現が作品の世界観を支える要素の一つであると感じました。

例えば、ハリーポッターの醍醐味の一つである"呪文"の動きにはひとつひとつに意味があり、その動きが正確でなければ魔法は失敗してしまいます。こうした細かい身体表現が魔法のリアリティを生み出していると感じました。また、クィディッチの試合シーンでは、選手役のダイナミックな動きと観客役のリアクションによって、空間全体に迫力が生まれました。一人一人の動きが揃うことで、臨場感のある場面がつくられていくことを感じました。

体育で培われる身体感覚や協調性は、他者と関わりながら、表現を深める力にもつながっていると感じます。

暮らし×生活表現の家庭科から学ぶ工夫 / 水島 陽菜

数々の展示の中で登場人物の暮らしが細部まで表現されていました。特に印象的だったのは、グリフィンドールの男子寮の寝室の展示です。ロンのベットサイドには、ロンが好きなアーティストのCDやポスター、小物が置かれており、彼の趣味や日常生活が感じられるような工夫がされていました。こうした小道具の配置はそれぞれのキャラクターの趣味や日常生活が感じられる空間となっていました。これらは単なる装飾ではなくその人物のアイデンティティや性格を表現する重要な要素となっていました。

こうした表現は、美術や図工だけでなく家庭科的な視点ともつながっていると思います。

服装や身の回りの物の使い方は、日々の生活の中で自然と身につくものであり、それ自体が「自分らしさの表現」になっていると新たに気づきました。今回の体験を通して、暮らしそのものが表現になること、そして副教科の学びがその力を育てていることを実感しました。

映画音楽×音の演出の壮大さ / 渡辺 咲喜

スタジオツアーでは、映画の世界観を作るうえで「音」が果たす役割の大きさを実感しました。緊張感のある場面で響く低く重い音は、自然と胸をざわつかせます。反対に、ホグワーツの大広間を彩る壮大な音楽は、安心感やわくわくする気持ちを引き出してくれます。また、杖を振る音や足音、扉のきしむ音など、細かな効果音一つひとつが重なることで、魔法の世界に現実味が生まれていました。目に見えない「音」が、物語を支えていることを強く実感しました。

音楽は単なる背景ではなく、感情を動かし、世界観を完成させる大切な表現です。旋律やリズム、強弱の変化が、登場人物の気持ちや場面の空気を繊細に伝えていました。音楽の授業で学ぶ、音を聴き取る力や表現する力は、こうした作品をより深く味わう力につながります。副教科である音楽は、感性を育て、まだ見ぬ世界を想像する力を広げてくれる教科です。
今回の体験を通して、音楽には子どもたちを新しい世界へ導く力があると、改めて感じました。

2、魔法界体験(スタジオツアー内アクティビティ体験)を通して

動く肖像画 / 水島 陽菜

スタジオツアーでは、展示を見るだけでなく、実際に体験できる要素も多く用意されていました。「動く肖像画」体験では自分自身が作品の中に入り込み、まるで魔法界の一部になったかのような感覚を味わうことができました。また、自分が作品の一部になることで世界観への没入感が一気に高まり、より深く楽しむことができました。

クディッチ撮影体験 / 詫摩 琴音

魔法界の人気スポーツである「クィディッチ」の試合シーンに参加できる体験が用意されていました。参加者は観客役としてセットに立ち、インスタラクターの方の指示に従いながら、周囲と一体になって歓声やリアクションで試合を応援します。その様子が撮影され、映画に合成されることで、自分たちが出演する唯一無二のテイクが完成します。

私たちもグリフィンドール生としてこの撮影体験に参加し、演技や映像制作の裏側を楽しく体験しました。身体表現が加わることで、シーンに臨場感が生まれることを実感しました。

ほうき体験 / 渡辺 咲喜

スタジオツアーでは、展示を見るだけでなく、実際に魔法の世界を体験できるエリアも用意されていました。「ほうき体験」では実際にほうきにまたがり、映像と合成されることで、自分が空を飛んでいるかのような感覚を味わうことができました。

目の前に広がる景色やスピード感のある演出によって、まるでハリー・ポッターの物語の中に入り込んだように感じました。

振り返り(スタジオツアーを通して)

初めてスタジオツアーを訪れ、映像作家がどのように「魔法」を表現してきたのかを実際に目で見て学び、想像以上の体験をすることができました。中でも「one giant family(巨大な家族)」という言葉が印象的でした。一つの作品をつくるために、多くの人がそれぞれの役割を担っていること。魔法界また、副教科で得られる力は、単なるスキルではなく、奪われない教養という財産になると感じています。それらが活かされる場が想像以上に広がっていることにも気づかされました。今回再発見した副教科の価値と力を軸に、これからも異文化交流活動に取り組み、人と人とのつながりや新たな学びを広げていきたいです。( PJリーダー / 詫摩 琴音)

今回の研修を通じて、副教科の学びが持つ価値について改めて考え直す良い機会となりました。副教科と考えると息抜き的な科目のイメージを持っていましたが、”自分を表現する力や想像力を育むために欠かせない学び”であると実感できました。今回さまざまなことを体験してみて、実際に”自ら手を動かしたり関わったりすること”で、学びの深さは大きく変わると分かりました。私たちが副教科の授業を届けることの目的を再認識できました。( 水島 陽菜 )

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